米国防総省 情報高等究計画活動(IARPA)が推進するForesight and Understanding from Scientific Exposition Program(FUSE)に関する記事がネイチャー誌5月号に掲載されている。
FUSEは、世界中の学術論文や特許から科学技術の動向を自動的に発見することを目指すプログラムである。主要な先端技術を見つけ出すため、論文や特許全体をマイニングし、200万もの過去データの分析を行うことにより、テキスト中の新しいコラボレーションや表現等数百もの指標を特定した。
数百万もの英語と中国語の科学文献をマイニングすることにより、トムソン・ロイター社が長年行ってきた影響力のある論文や研究者を特定する分析手法をさらに発展させる。2011年から4年を予定している当該プログラムは最終段階を迎え、今から3~5年後の成功を見つけ出す段階に入った。
[ニュースソース]
Text-mining offers clues to success - Nature 2014/5/20