MASによる検索論文数が減少(記事紹介)

2014年05月22日

北米・中南米

マイクロソフト・アカデミック・サーチ(MAS)による検索論文数が、2011年以降減少していることが、スペイン・グラナダ大学Emilio Delgado López-Cózar氏等による調査で明らかとなった。

調査結果によると、MASにより検索できた論文数は2011年以降減少しており、2012年はわずか8,000あまりであった。MASによる検索論文数の減少が話題とならなのは、MASを利用する人があまりいないからではないかとしている。他方Google Scholarによる論文数は9千930万件で、ウェブで検索できる英語の推定全学術論文数1億1千4百万の87%に相当する(小欄記事)。

この調査結果に対し、マイクロソフトリサーチは「MASをマイクロソフトのサービスポートフォリオの中の統合サービスと位置付け、次世代の検索サービスを開発中」と回答している。

[ニュースソース]

The decline and fall of Microsoft Academic Search - Nature 2014/5/20