Times Higher Educationによると、英国物理学会出版局(IOP)は、"二重払い(double dipping)"が問題となっているハイブリットジャーナルへの対応策として、オープンアクセス(OA)投稿料の金額に応じて購読料を減額するプログラムの試験運用を開始する。
参加条件は過去2年間にIOP出版に5以上の論文を投稿していることで、ブリストル大学、リバプール大学等英国の21大学がこのスキームへの参加を表明している。当初予定は2014年のみだが、より多くの大学が参加すれば、次年度以降も継続する予定だ。
英国ビジネス・イノベーション・技能(BIS)省 大学・科学担当大臣David Willets氏はこの取り組みを歓迎し、他の出版社も同様の措置を講じることを強く奨励するとしている。
[ニュースソース]
IOP launches 'offsetting' scheme to cut cost of open access - Times higher Education 2014/5/23
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