PLOSは5月22日付けブログにおいて、各国の最近のOA動向をまとめた記事を掲載している。
米国
連邦下院科学・宇宙・技術委員会が5月21日修正案を提出した、Frontiers in Innovation, Research, Science and Technology (FIRST) Actは、エンバーゴ期間を24か月から12か月に縮小しているが、PLOSはとして、より強固なオープンアクセス(OA)を推進する両議院の超党派によるFair Access to Science and Technology Research (FASTR) Actを支持するとしている。
中国
中国科学院(The Chinese Academy of Science, CAS)は、最終の査読論文を12か月以内にOAリポジトリに保存することを義務付けるOA方針を公表。最終稿より前に出された論文についてもリポジトリへの保存を推奨している。中国国家自然科学基金委員会(National Natural Science Foundation of China, NSFC)も同様の方針を示している。
メキシコ
OA法案が最終段階を通過、これによりメキシコは中南米においてOA方針を採用する3番目の国となる。法案では公的助成を受けた研究論文の機関リポジトリへの保管を義務付けている。
[ニュースソース]
Global Open Access Momentum - PLOS 2014/5/22
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