米国国防高等研究計画局(DARPA)は8月29日、今年2月に開始した研究成果を管理、共有するウェブポータル"DARPA Open Catalog" の提供内容の拡大を発表した。
生物科学室(Biological Technologies Office, BTO)、防衛科学研究室 (Defense Sciences Office, DSO) の研究成果である査読済出版物やその他の研究資料などが提供範囲に加わる。これと共に、同ポータルでは現在、情報イノベーション室(Information Innovation Office, I2O)のプログラムの成果である刊行物やソフトウェアなどが公開されている。
ソフトウェアは約350、出版物は約1,100とポータル開始当初よりそれぞれ4倍、10倍以上の規模に拡大しているとのこと。
DARPAはコンピュータサイエンスの多数の分野で、基礎及び応用研究に関わる資金提供をしてきたが、研究開発コミュニティの要望に応え"DARPA Open Catalog"を2月より公開していた。
[ニュースソース]
DARPA OPEN CATALOG EXPANDS LISTINGS TO INCLUDE RESEARCH INTO BIOLOGICAL AND FUNDAMENTAL SCIENCES-DARPA 2014/8/29