NCAR、研究データのトレーサビリティ向上を図るプロジェクトを開始

2014年09月12日

北米・中南米

米国大気科学大学連盟(University Corporation for Atmospheric Research、NCAR)は、コーネル大学、UNAVCOと共同で、"Enabling Scientific Collaboration and Discovery through Semantic Connections(試訳:Semantic Connectionsにより、科学のコラボレーション、発見を可能に)"と題する2年間のパイロット・プロジェクトを立ち上げた。当該プロジェクトは、米国科学技術財団(NSF)の、地球科学の革新的データ管理方法を支援する"EarthCubeイニシアチブ"により助成される。

当該プロジェクトでは、科学情報とデータ管理に、Linked open data のツールとしてVIVOを活用し、バラバラに存在する、野外実験、研究チーム、データセット、研究機器、公開論文など、気象学において大量に発生するデータをつなげ、データへのアクセス向上を図る。

[ニュースソース]

MAKING RESEARCH DATA MORE TRACEABLE - NCAR 2014/9/3