8月6~8日、アフリカのケニア ナイロビ市で開催された「オープン・データSSDC国際ワークショップ」についての報告が、RDA(Research Data Alliance)のホームページに掲載されている。このワークショップはCODATA、UNESCO、JKUAT大学、WDS/ICSUなどの組織が支援し、主にアフリカ諸国の地球科学分野の研究者等50人が参加。発展途上国に対しオープン・データへの取り組みを伝えることを目的とする
参加者からはCODATA、WDS、RDAの3組織の違いが分かりにくい、CODATA等の会員となるには政府の承認が必要で、障害となっているとの意見が出された。各組織の代表からは、3組織の活動は重複している部分はあるものの、CODATAは主に政策立案、WDSはデータの世界的ネットワークの構築、またRDAはデータの共有と再利用の障害を取り除くボトムアップの組織であり、互いに協調してオープン・データに取り組んでいること、またRDAへの参加には政府の承認は必要ではないことが説明された。
RDA、CODATA、WDSが協調して、アフリカでのこのようなワークショップの開催に期待が寄せられた。
[ニュースソース]
RDA at Open Data SSDC International Workshop, 6-8 August 2014, Nairobi, Kenya - RDA 2014/9/11