アクセンチュア、企業のビックデータへの意識調査報告書を公開

2014年09月17日

日本 北米・中南米

米アクセンチュアは9月10日、企業のビックデータへの意識調査報告書(英文)を公開した。

報告書によると、ビッグデータをビジネスに活用している企業の経営幹部のうち、92%がその効果に満足していると回答、回答者の89%は、ビジネスをデジタルによって変革するために、ビッグデータは「非常に重要」または「極めて重要」と考えている。調査は日本を含む19か国7業界の、ITや分析担当部門の責任者を対象に実施された。

ビッグデータ活用時の課題として、
・ セキュリティ(51%)
・ 予算(47%)
・ ビッグデータを活用できる人材の不足(41%)
・ 継続的にビッグデータとアナリティクスに対応すること(37%)
・ 既存システムとの統合(35%)
が挙げられた。また大企業は年間売上5億ドル以下の中小企業と異なるビッグデータに対するアプローチをとっていることが明らかとなり、意識、理解度ともに中小企業に比較して高い結果となった。

調査結果を踏まえ、報告書は以下を提言している。

● ビッグデータを取り巻くエコシステムを理解し、機敏に対応する
● 小さく始めて成長させる
● スキルの構築に注力する

[ニュースソース]

企業は、ビッグデータがもたらす効果に満足しているとともに、デジタルを梃子にした変革に向けた重要性を認識している - アクセンチュア 204/9/10