米調査会社PRG、図書館のデータベースライセンシング実務に関する調査報告書(2014-2014版)を発表

2014年09月29日

北米・中南米

米国の調査会社Primary Research Group(PRG)は図書館におけるデータベース利用契約の実務に関する調査を実施し、その報告書(2014-2015年版)を発表した。本報告書は図書館のデータベース調達の手続きの内容や費やす時間、デジタル情報に関わる役職の数などについて詳しく調査しており、ベンダーとの交渉や支払いのタイミング関するデータが豊富に示されている。

主な調査結果:

・2014年のデータベース利用契約の平均費用は997,709ドルで、2013年の917,897ドルに対し約8.7%の増加であった。

・調査対象者の過去一年間の自組織内外の弁護士への相談時間は平均18.58時間であった。

・大学図書館におけるデータベース利用契約の値引き交渉は、データベース利用減少を示すことでも最も成功しやすく、8.33%の図書館が「たびたび」成功したと回答し、37.5%の図書館が「時々」成功したと回答している。

[ニュースソース]

Highlights From: "The Survey of Library Database Licensing Practices, 2014-15 Edition" - infoDOCKET 2014/9/27