科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は12月19日、 この20年ほど研究論文の量的・ 質的拡大を続けるドイツに焦点を当て、 2つのアプローチで日本とドイツの研究活動を比較した調査資料「 研究論文に着目した日本とドイツの大学システムの定量的比較分析 -組織レベルおよび研究者レベルからのアプローチ-」 を公表した。
本調査によると日本とドイツの研究論文を生み出す研究活動を実質 的にリードした責任著者の数を2007年~ 2009年と2010年~2012年の2時点で比較したところ、 日本は4,661人減少しているのに対し、ドイツは3, 033人増加したことなどが明らかになったとしている。