NISO、書誌データの交換・相互運用を支援する標準規格を定める新プロジェクトを開始

2015年03月27日

北米・中南米

米国情報標準化機構(National Information Standards Organization、NISO)は3月18日、書誌データの交換・相互運用をサポートする標準規格を定めるプロジェクト開始を承認したことを発表した。本プロジェクトは国際的にネットワーク化された情報環境における新しい書誌の枠組みに対するニーズを総合的に決定すること、必要となる活動ロードマップのためのコミュニティ間のコンセンサスを形成することを目的としており、2014年4月の書誌ロードマップ最終報告書発行につづき、NISOのCCM委員会(Content and Collection Management Topic Committee)が示した3つの優先項目「語彙の利用・再利用方針」、「語彙の文書化」、「語彙保存の要件」がテーマとなる。
アンドリューメロン財団がプロジェクトに助成しており、NISOは書誌の枠組みデザインに関わる図書館に加え、図書館システムベンダー、抄録・索引サービス提供者、標準化された語彙・メタデータのユーザ等多様なメンバーの参加を求めるとしている。
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