6月4日付けカレントアウェアネス-E No.282は、内閣府の検討会によるオープンサイエンスに関する報告書の概要を説明する記事を掲載している。
本報告書は3つの章と参考資料からなる。第1章・第2章では,オープンサイエンスの国際的な広がりとその推進の必要性が、第3章では関係機関における実施方針等のあり方が述べられている。
この報告書を受け,関係機関でも検討が始まっており、文部科学省の第8期科学技術・学術審議会学術分科会学術情報委員会、日本学術会議のオープンサイエンスの取り組みに関する検討委員会で議論が行われている。また科学技術振興機構(JST)の科学技術情報委員会からは、2015年4月付けで「わが国におけるデータシェアリングのあり方に関する提言」が公開され、今後の動向が注目される。
[ニュースソース]
内閣府の検討会によるオープンサイエンスに関する報告書 - NDL 2015/6/4