Wiley社、ジャーナルのセルフ・アーカイビングポリシーのまとめページを新設

2015年06月11日

北米・中南米

Wiley社は6月8日、各ジャーナルの「セルフ・アーカイビング」ポリシーを簡単にチェックできるページWiley Online Libraryに新設した。セルフ・アーカイビングとは「自分が書いた論文を出版社のサイト以外でネット公開することで、研究室ホームページや大学のサーバー(機関リポジトリ)、またResearchGateのようなネットサービスなどでの公開」を意味する。

上記のページではプルダウンメニューからジャーナルの誌名を選ぶだけで、各ジャーナルのポリシーの概要をチェックすることができる。また、Submitted Versionなどの用語の定義や標準的ポリシーなどの詳しい説明も掲載されている。

なお、同社のブログでは、過去にセルフ・アーカイビングについての原則を説明した記事「論文著者が権利上やっていいこと・ダメなこと」を掲載している。

[ニュースソース]

Wileyジャーナルのセルフ・アーカイビングポリシー(自分の論文のネット公開についての規定)のまとめページを新設 / ジャーナルごとに異なるポリシーが簡単にチェック可能に – ワイリー・サイエンスカフェ 2015/06/08