ミズーリ植物園、ニューヨーク植物園、王立植物園エジンバラ、王立植物園キューの4植物園はこのたび、Alfred P. Sloan財団とGoogleから新たな出資とクラウドストレージサービスの提供を受け、植物種データベースWorld Flora Onlineを共同で開発する。
植物学者やフィールド研究者が見たことのない植物種を調べる場合、分厚い百科事典ほどの量のあるFlora Braseliensisのようなタイトル付のモノグラフを調べるほかない。モノグラフにあたっても、種が適切に記述されているのはアメリカ大陸の熱帯地方に存在する種の10％程度に過ぎず、また参照資料があったとしても、一致しない場合やアクセスできない場合がある。
研究者が植物を容易に特定し情報共有を図るため、2020年の提供開始を目ざして開発にあたる。
[ニュースソース]
World Flora Online － Missouri Botanical Garden 2015/6
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With Google’s Support, Plant Biologists Build First Online Database Of All The World’s Plant Species － International Business Times 2015/6/12