英国図書館等、標準化による学術的画像資源共有のため、コンソーシアムを結成

2015年06月22日

ヨーロッパ

オックスフォード大学ボドリアン図書館、英国図書館、スタンフォード大学図書館等、11の研究図書館、国立図書館、画像リポジトリ運営の非営利組織はこのたび、画像の相互運用構想( International Image Interoperability Framework、IIIF)を実現するため、コンソーシアムを結成した。

IIIFは、画像リポジトリの相互運用性とアクセス性を向上させるため、新時代のオンラインリソースのためのツールやサービスの開発を行う。統一的運用性の低い現在の画像デジタルエコシステムの無駄をなくし、効率的に運用することにより、研究者や学生が書籍、地図、巻物、楽譜、記録資料の画像を基準に則して表示、操作、測定、注釈付けを行うことを支援する。

[ニュースソース]

Global consortium forms to standardise and improve sharing and displaying of image-based scholarly resources on the web - 英国図書館 2015/6/17