「科学技術イノベーション総合戦略2015」を閣議決定

2015年06月29日

日本

総合科学技術・イノベーション会議が中心となり策定した「科学技術イノベーション総合戦略2015」(概要本文)が6月19日、閣議決定された。同戦略は、科学技術基本計画の中長期の方針の下、各年度に重点的に取り組むべき項目を明確化している。

第1部では、第5期科学技術基本計画の始動に向けた3つの政策分野として「大変革時代における未来の産業創造・社会変革に向けた挑戦」、「「地方創生」に資する科学技術イノベーションの推進」、「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の機会を活用した科学技術イノベーションの推進」を掲げている。

第2部では、科学技術イノベーションの創出に向けた2つの政策分野として「イノベーションの連鎖を生み出す環境の整備」、「経済・社会的課題の解決に向けた重要な取組」を掲げている。

また、第3部では、第1部および第2部に掲げた具体的政策を実施する上での、総合科学技術・イノベーション会議の司令塔機能について述べている。

[ニュースソース]

科学技術イノベーション総合戦略2015  –  内閣府 2015/06/19