ARL等が参加するTransparency and Openness Promotion(TOP)委員会はこのたび、ジャーナルが出版に際し採用できる研究の透明性を高めるための著者ガイドライン”TOP”を公開した。このガイドラインは研究の質を高め、出版実務における具体的で実用的な戦略を説明する。ジャーナル111誌、ARLなど34組織はすでに、透明性とオープン化の原則への支持を表明し、来年中の採用を予定している。
TOPは、データ、コード、手順の開示を促進する透明性を高めるための取り組みである。研究による発見を生み出す段階を科学コミュニティーの他者がたどることができれば、透明性はコストを削減し、多くのデータセットを活用して効果予測の精度を高め、最終的に科学の発展速度を加速させることができる。
[ニュースソース]
Shifting the Scientific Culture toward Transparency:ARL Signs ontoGuidelines to Improve Research and Publishing Practices - ARL 2015/6/25
[関連記事]
Promoting an openresearch culture - サイエンス 2015/6/26