産総研、衛星観測データに付加価値を付けた「ASTER-VA」を無償提供

2016年04月08日

日本

産業技術総合研究所(産総研、AIST)地質情報研究部門は4月1日、地球観測衛星データを処理した付加価値プロダクト「ASTER-VA」の一般への無償提供を発表した(https://gbank.gsj.jp/madas/)。

産総研は、米国航空宇宙局(NASA)が運用する地球観測衛星TERRAに搭載された経済産業省開発の光学センサーASTERで観測された衛星データを、NASAからインターネット回線を通じて取得・処理し、わかりやすいインターフェースで提供する。

ASTER-VAは全世界のデータを備えており、防災や環境、農林水産業など広範な分野で利活用できる。また、利用制限のない公的データ(知的基盤データ)として、地理空間情報を活用したビジネスでの利用も期待される。

[ニュースソース]

衛星観測データに付加価値を付けた「ASTER-VA」を無償提供 – 産総研 2016/4/1