Figshareは10月26日、オープンデータとデータ共有に関する調査報告書"The State of Open Data(試訳:オープンデータの状況)"(pdf:52ページ)を公開した。
本調査は、2,000人の研究者を対象に実施し、オープンデータに関する認識の程度、データ利用に関するインセンティブ、自身の研究データをオープンにすることの研究者の態度を考察するもの。主な結果は以下の通り。
- 対象者の多くにとってオープンデータは既に現実のものとなっている
- 研究者はデータをオープンにすることで受けるクレジットを重視している
- オープンデータは年齢やキャリアを超えて認識されている
- 対象者のオープンデータに関する知識が曖昧で、ギャップがあり、より多くの情報が必要である。おそらく、オープンデータ共有をためらう一連の決定的要因がある
- 研究者はデータセットの引用の方法に確証を持てない
- 今後、よりオープン化が進む兆しが見える
[ニュースソース]
The State of Open Data:report Provides New Insights into the Global State of Open Data #stateofopendata - Digital Science 2016/10/25