文部科学相 「産学連携」引き続き推進の考え(記事紹介)

2016年11月01日

日本

松野文部科学大臣は、2014年にノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学の天野浩教授の研究室を視察したあと、記者団に対し、経済の再生に向け、大学と企業などが共同で研究を行う「産学連携」を引き続き推進していく考えを示した。

視察のあと、天野教授は記者団に対し、「企業と大学は壁が今まであって、なかなか産学連携が進まなかった。連携を進めるには現場で研究する人たちが安心して研究に没頭できる環境が必要だ」と述べた。

これに対し、松野大臣は「研究開発のこれからの中心となるAI(人工知能)も、企業の持っているビッグデータを活用することが不可欠だ」とし、「大学の現場、企業の考えを聞きながら、日本型の産学連携の方法を共同して作っていく必要がある」と述べた。

[ニュースソース]

文部科学相 「産学連携」引き続き推進の考え - NHK 2016/10/30