九州大学、オープンアクセス方針の運用を開始

2017年01月12日

日本

九州大学は1月10日、2017年1月1日に「九州大学オープンアクセス方針」の運用を開始したことを発表した。

九州大学は2016年1月、「九州大学オープンアクセス方針」を採択し、今後実施要領の作成、方針の運用を開始する予定と発表していた(小欄記事)。2016年12月2日に同方針の運用方法をまとめた実施要領が決定されたことを受けて、方針の運用を開始した。

「九州大学オープンアクセス方針」は、九州大学に在籍する教員による公的研究資金を用いた研究成果を、九州大学学術情報リポジトリ(QIR)に登録し公開するものである。教員はマニュアルに沿って、2017年1月1日以降に出版された研究成果をQIRに登録することを求められている。なお、登録の負担を軽減するため、九州大学研究者情報(大学評価情報システム)から研究成果の登録を行えるように、QIRとのシステム連携を準備中である(2017年度後半実現予定)。

[ニュースソース]

九州大学オープンアクセス方針の運用を開始しました – 九州大学 2017/01/10