教育業界の市場情報提供企業ICEF Monitorは1月16日、大規模公開オンライン講座(MOOC)に関する2016年の市場動向を公表した。
同社によると、MOOC受講者数は2015年(3,500万人)に対し3分の2ほど増加し、5,800万人であった。南米や中国などの地域型プラットフォームで大きく伸びた。南米のMiríada Xはスペイン語で350コースを提供、中国清華大学の XuetangXは300の中国語コースを提供している。
多くのコースは自分のペースで進められる学習コースであるが、毎月あるいは隔週で開講するコースの増加に伴い、近年よりも人数の少ないコースが増えている。また、費用ベースのコースが引き続き増加しているが、いわゆる独立型(stand-alone)のコースは減少し、修了証書や資格認定と結び付いたコースが増加している。
[ニュースソース]
Global MOOC enrolment jumped again last year - ICEF Monitor 2017/1/16
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