情報通信研究機構(NICT)は1月26日、電磁波研究所および先進的音声翻訳研究開発推進センターにおいて、機械学習とビッグデータを用いた予測モデル開発により、宇宙天気予報の精度を格段に上げることに成功した。
NICTでは宇宙天気予報を毎日配信しているが、予報精度の向上が長年の課題であった。今回、複数の機械学習の手法を太陽観測データ解析に応用することで、大量の情報処理による統計的な太陽フレアの予測を可能にした。その結果、従来の人手による5割程度の手法に比べると、8割を超える世界トップクラスの精度にまで予測精度を上げることができた。
[ニュースソース]
宇宙天気予報の精度を上げる技術の開発 - NICT 2017/1/26