学術出版協会(Society for Scholarly Publishing、SSP)が提供するブログ"Scholarly Kitchen"で、1月23、24日の2日間にわたりオープンアクセス(OA)ムーブメントに関する記事を掲載している。"freely available"(試訳:自由に利用できる)の意味が、提唱する組織によって違い、そのような違いによって意味のある多様なゴールがあるという。
Diversity in the Open Access Movement, Part 1: Differing Definitions(試訳:OAムーブメントにおける多様性 (1):定義による違い)では、ベルリン宣言、 べセスダ宣言 、ブダベストイニシアチブ(BOAI宣言)、SPARC と SPARC Europeによる定義、DOAJ、ゲント宣言、また「OA」と「OA出版」の定義の違いを考察する。
Diversity in the Open Access Movement, Part 2: Differing Goals(試訳:OAムーブメントにおける多様性 (2):ゴールの違い)では、商業出版社と非商業ジャーナルとでは最終ゴールが異なることを、エンバーゴ、アクセスへの課金、CCライセンス、パブリックアクセスとOAという観点の組織による違いを考察する。
[ニュースソース]
Diversity in the Open Access Movement, Part 1: Differing Definitions -Scholarly Kitchen 2017/1/23
Diversity in the Open Access Movement, Part 2: Differing Goals - Scholarly Kitchen 2017/1/24
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