openBDプロジェクト、高速な書誌情報APIの運用を開始

2017年01月31日

日本

株式会社カーリルと出版者団体の版元ドットコム有限責任事業組合が参画する「openBDプロジェクト」はこのたび、書誌情報および書影情報(本の表示画像)への高速なAPIの提供を開始した。

カーリルが提供する図書館APIなどの利用は近年大幅に増加しており、オープンで利用しやすい書誌情報へのニーズが高まっていた。

今回、出版社が発信する情報をより高速に低コストでさまざまなニーズに向けて配信することが可能となり、カーリルでは図書館の持つ情報のさらなる活用促進に期待している。

1月24日23日に、国立情報学研究所で開催されたopenBDセミナーには、当プロジェクトに関心を持つ、企業・出版者・図書館関係者・システム事業者・Webサービス事業者など110名以上が参加した。当日のイベントの模様はYouTubeでも配信している。

APIの運用は1月24日23日から開始している。

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