LEARNプロジェクト、より良い研究データ管理のための資料を公開

2017年04月18日

ヨーロッパ

​欧州研究大学連盟(League of European Research Universities、 LERU)研究データロードマップ(PDF:36ページ)の実施プロジェクトLEARN(Leaders Activating Research Networks)は4月4日、Research Data Management(RDM) Toolkit(試訳:研究データ管理ツールキット)最終案(PDF:185ページ)を公開した。

本書は、「LERU研究データロードマップ」において提示された、デジタル時代におけるデータに関わる政策とスキル開発、トレーニング、費用、ガバナンスにおける課題への取り組みなど、研究機関が研究データ管理を実施する上で貴重な資料となる。

RDMに関する政策とリーダーシップ、オープンデータ、アドボカシー、費用などに関する8章で構成される。ウェルカム・トラストのデータ管理と共有方針、欧州オープンサイエンスクラウド(EOSC)などベストプラクティス 23事例を解説するとともに、欧州の20の研究機関のRDM方針の概要を取りまとめている。

[ニュースソース]

RESEARCH DATA MANAGEMENT TOOLKIT:nOW AVAILABLE - LEARN 2017/4/4