国立情報学研究所(NII)はこのたび、Webコンテンツへのアクセス数を高い精度で予測する手法を国際共同研究で開発した。この研究成果は4月6日、オーストラリア・パースで開催されたWebに関する国際的なトップ会議「第26回 International World Wide Web Conference(WWW2017)」で発表された。
本共同研究で開発したのは、特定の期間(今後12時間、48時間、96時間など)にWebコンテンツがどれだけアクセスされるかを予測する技術。この技術によって、人間の1日の行動リズムや外部要因を取り入れたアクセス数の将来予測が初めて可能になり、Webコンテンツへのアクセスを定量的(数量的)かつ高精度に予測できる可能性が示された。
[ニュースソース]
webコンテンツのアクセス数を予測する技術を開発/行動リズムや外部ソーシャルメディアの効果など取り入れ、精度を向上 - NII 2017/4/6