オルトメトリック社は4月18日、経済協力開発機構(OECD)との新たなパイロットプロジェクトを発表した。本プロジェクトではOECD iLibraryに収録される12万もの論文や書籍、統計的データセットや表などのインパクトを追跡、報告する。
当初はAltmetric Explorer for Institutionを採用し、注目度に関するデータを内部で分析する。その後、OECD iLibraryでオルトメトリックバッジの提供を行う予定である。
OECD iLibraryには、OECDの作成した報告書のほか、国際エネルギー機関(International Energy Agency, IEA)、原子力機関(Nuclear Energy Agency, NEA)、OECD開発センター(OECD Development Centre)、生徒の学習到達度調査(Programme for International Student Assessment, PISA)、国際交通フォーラム(International Transport Forum, ITF)のコンテンツが収録されている。
[ニュースソース]
A new approach to track impact and reach of over 120,000 OECD research outputs - Altmetric 2017/4/18