BioMed Centralは6月15日、シュプリンガー・ネイチャー社が2月に実施したソーシャルメディア調査に関する記事"How do researchers use social media and scholarly collaboration networks (SCNs)?"(試訳:研究者のソーシャルメディアと学術コラボレーションネットワーク(SCN)の活用方法)を掲載した。本調査はネイチャー社が2014年に実施した調査"Online collaboration: Scientists and the social network"(小欄記事)の追跡調査である。
主な結果:
- 回答者の95%は専門的目的で、何らかの形でSCNを活用している
- 利用するプラットフォームは、ResearchGate(71%)、Google Scholar(66%)が最も多かった
- 利用目的については、前回調査で最も利用されていたResearchGateとAcademia.eduでは、連絡を取り合う人物のプロファイルの維持であったが、今回の調査では回答者の4分の3がコンテンツの発見/閲読と回答している(前回は33%)
- 57%が利用目的として、自己支援あるいは研究の促進を挙げた
- 80%以上が、出版社やジャーナルが提供する研究コンテンツをこれらサイトでオープンにアクセスできることに期待している
なお、本調査のデータはFigshareで公開されている。
[ニュースソース]
How do researchers use social media and scholarly collaboration networks (SCNs)? - BioMed Central 2017/6/15