オープンレファレンスデータをもつ文献比率が45%に、I4OCが公表

2017年07月19日

北米・中南米 ヨーロッパ

制限のない学術引用データの利用を促進するInitiative for Open Citations (I4OC)は7月11日、4月の正式設立後の進捗を公表した。I4OCは、だれもが科学論文のレファレンスリストに無料アクセスできるようにして、これら生データの上に分析的サービスを構築することを目指す。

ワイリー、SAGE、シュプリンガーネイチャー、テイラー&フランシスの5社に加え、4月からの3か月で出版社16社が加わり、20社となった。うち13社はレファレンスデータを公開している。オープンレファレンスデータをもつ文献比率は40%から45%に増加し、1,600万件となった。

 [ニュースソース]

Availability of open reference data nears 50% as major societies and influential publishers endorse the Initiative for Open Citations - I4OC 2017/7/11​

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Growing Support for the Initiative for Open Citations, I4OC​​ - OASPA 2017/7/11

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2017年04月13日 制限のない引用データの利用を促進するI4OCが正式に設立