ネイチャー誌7月11日付け記事"White House's dwindling science office leaves major research programmes in limbo"(試訳:科学局の縮小により、主な研究プログラムが中途半端な状況)によると、米国大統領府科学技術政策局(OSTP)長官(サイエンスアドバイザー)は未だ指名されておらず、オバマ政権時に在籍した職員130人は35人に縮小した。さらに政治とは関係のない(あるいはキャリア)職員が流出し、6月30日時点で4人のシニア職員が残るのみである。
政府によると候補者を3~4人検討しているというが、発表の時期は言及していない。司令塔不在の中、各機関は宙ぶらりんのまま、主な研究プロジェクトを進めざるをえない状況が続いている。
[ニュースソース]
White House's dwindling science office leaves major research programmes in limbo - ネイチャー 2017/7/11
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Trump's White House science office still small and waiting for leadership - Science 2017/7/11
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