米国のトランプ大統領が、米国の2018年度の科学技術プログラム及び科学研究にも影響を与える連邦政府の財政支出を1.3兆ドルとする法律に署名したことを受けて、米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science、AAAS )は、3月23日、連邦政府支出による科学研究費の増額を称える声明を発表した。
米国科学振興協会CEOのラッシュ・ホルト(Rush Holt)氏は3月23日付の声明(AAAS Statement on FY 2018 Omnibus Bill Funds for Scientific Research(PDF:1ページ))でトランプ大統領への感謝の意を述べている。
この包括的な連邦政府支出により、生物医学的衛生科学、エネルギー、国防、地質、農業などの研究プログラムを含む、連邦政府の主要科学機関への支出が増大する。
とりわけ大幅な増額となったのは、米国国立衛生研究所(National Institutes of Health、NIH)と米国エネルギー省(Department of Energy、DOE)の科学プログラムで、それぞれ、30億ドル(8.7%増)、62.6億ドル(16.1%増)を獲得したと伝えられている。
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