アイオワ大学図書館、購読料の高騰によりジャーナルや有料データベース、eブックの一部を削減(記事紹介)

2018年11月01日

北米・中南米

米国のアイオワ大学図書館は、10月25日、来年度(2019年7月)から購読ジャーナル、有料データベース、eブックを一部削減すると発表した。同図書館の予算が、購読料の高騰に追いつかないためだと説明している。

学術出版社は、過去3年で、年間購読料を5~7%値上げ。その一方で同図書館の年間予算は横ばい状態にある。すでに対応策として、Big Ten Academic Allianceと協力し適正価格で購読契約を結び、OA(オープンアクセス)出版を推奨、サポートしている。

同図書館は、基礎科学、工学、ヘルスサイエンス分野(10%)、社会科学分野(7%)、人文学分野(5%)の資料など、総額60万ドルを削減する予定。

[ニュースソース]

UI Libraries seeks campus input on subscription cancellations ― IOWA NOW 2018/10/25 (accessed 2018-10-30)

[小欄関連記事]

2018年08月20日 北米における大学コンソーシアムと出版社との交渉(記事紹介)