ORCIDは、5月16日、ORCID API 3.0をリリースしたと発表した。
API 3.0には、「所属」項目に学歴、本務以外の役職、登録者の会員情報などを表示するための要素が、また登録者が利用できる研究資源、設備などを表示するための「研究リソース」項目が新たに追加された。
そのほかに、DOI、PMCID、PMIDなどの識別子の正規化、「著作」項目の著作種類に「プレプリント」「学位論文」などが加わった。
なお、2019年9月1日から3.0がデフォルトになると予定しているが、以前のバージョンのサポートは当面継続するという。
[ニュースソース]
ORCID API 3.0 is here! ― ORCID 2019/05/16 (accessed 2019-05-23)
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