Springer Nature社は、6月19日、OA(オープンアクセス)ブックに関する調査レポート"The future of open access books: Findings from a global survey of academic book authors"を公開した。
著者2,542名を対象に調査した結果、OA化に積極的なのは、若手研究者、OAブック出版経験者、地域では欧州とアジアであったこと。OAブックを出版するモチベーションは、平等なアクセスという倫理的な理由および読者をより広げられること。そして多くの著者は助成機関にOAブック出版へのより多額の財政的サポートを望んでいることなどが示されている。
The future of open access books: Findings from a global survey of academic book authors
※以上、figshare (accessed 2019-06-20)
[ニュースソース]
The future of scholarly books is open (access) ― Springer Nature 2019/06/19 (accessed 2019-06-20)
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