NISTEP、「全国イノベーション調査 2018年調査統計報告」を公表

2019年08月27日

日本

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、8月23日、「全国イノベーション調査 2018年調査統計報告[NISTEP REPORT No.182]」を公表した。 

NISTEPでは、わが国における民間企業のイノベーション活動の実態や動向を調査する「全国イノベーション調査」を行っているが、今回公表した報告書は2018年調査(参照期間2015~2017年)結果をまとめたもの。本結果はOECDにも提供され、今後、国際比較も可能になるという。

主な結果として、対象母集団(従業者数10人以上の企業(一部の産業を除く)50万5,917社)の38%がイノベーション活動を、12%がプロダクト・イノベーション(市場に新しいあるいは改善した製品またはサービスの導入)を実現、プロダクト・イノベーション実現企業のうち、34%が他社や他機関と共同で開発したことなどが示されている。

全国イノベーション調査2018年調査統計報告[NISTEP REPORT No.182](html

※以上、NITEP (accessed 2019-08-26)

[ニュースソース]

全国イノベーション調査 2018年調査統計報告[NISTEP REPORT No.182]の公表について― NISTEP 2019/08/23 (accessed 2019-08-26)

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