中国化学会と日本化学会、ChemRxivの共同運営に参加

2019年08月30日

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米国化学会(American Chemical Society、ACS)は、8月23日、英国化学会(Royal Society of Chemistry、RSC)およびドイツ化学会(German Chemical Society、GDCh)と共同運営している化学分野のプレプリントサーバーChemRxivに関するパートナーシップを、中国化学会(CCS)と日本化学会(CSJ)と結んだと発表した。

これにより、米英独中日のグローバルな5化学会によって支援・開発・運営されるChemRxivは、安定的な運営が可能になるとしている。

また、ChemRxivに論文を登載すると、ACS、RSC、GDChが出版するジャーナルへ容易に投稿できる機能が最近追加されたが、近い将来、CCSとCSJが出版するジャーナルにも当機能が拡大されるという。

[ニュースソース]

Chinese Chemical Society and Chemical Society of Japan join the American Chemical Society, the Gesellschaft Deutscher Chemiker and the Royal Society of Chemistry as co-owners of ChemRxiv ― ACS 2019/08/23 (accessed 2019-08-27)

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