Figshareは、10月23日、データ共有に関する調査報告書"The State of Open Data 2019"を公開した。
本報告書は、データ共有に対する研究コミュニティーの意識を調査し、まとめたもの。2016年から毎年行われ、今回で4回目となる。2019年度調査では、研究コミュニティーから8,500人分の回答を得た。
主な調査結果として、回答者の79%が主要研究成果物の公開義務化を支持していること、67%が助成機関のデータ共有義務を果たさない研究者に対して助成金停止あるいは罰則が与えられるべきと考えていること、69%がデータ共有を助成金申請要件に含むべきと考えていることなどを示している。
The State of Open Data Report 2019(pdf: 全24ページ)
※以上、Digital Science (accessed 2019-11-06)
[ニュースソース]
The State of Open Data 2019 – Global Attitudes towards Open Data #Stateofopendata ― Digital Science 2019/10/23 (accessed 2019-11-05)
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