ACM、AAPの査読済み論文の即時かつ無償公開を義務化する行政政策案に反対する書簡への署名を後悔およびOSTPに追加で書簡を送付

2020年01月30日

北米・中南米

ACM(Association for Computing Machinery)は、AAP(Association of American Publishers、米国出版社協会)による査読済み論文の即時かつ無償公開を義務化する行政政策案に反対する書簡に署名したことについて後悔を表明、および米国OSTP(Office of Science and Technology Policy、大統領府科学技術政策局)に追加で書簡を送付すると発表した。

ACMは、同行政政策案に反対する書簡に署名した後、会員から同書簡の内容を問題視する声が上がったと説明。署名により、Plan Sや米国OSTPのOA Mandate(オープンアクセス義務化)以前からオープンサイエンスを支持してきた同協会が、OAに反対しているかのような誤解を与えたとし、署名への後悔を表明するとともに、OAを支持する立場を示した書簡をOSTPに送付するとした。

[ニュースソース]

Message from the ACM President Regarding Open Access ― ACM (accessed 2020-01-29)

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