NDL、総合調査報告書「EBPM(証拠に基づく政策形成)の取組と課題」と、シンポジウムの記録をまとめた「『科学技術立国』を支えるこれからの研究者育成」を刊行

2020年03月30日

日本

NDL(National Diet Library、国立国会図書館)は、3月26日、「EBPM(証拠に基づく政策形成)の取組と課題」と、「『科学技術立国』を支えるこれからの研究者育成(令和元年度 科学技術に関する調査プロジェクト)」の2冊を刊行した。

前者は、「証拠に基づく政策形成」(EBPM)をテーマに行った調査結果をまとめたもの。わが国におけるEBPMの取組と課題を示した「第Ⅰ部 EBPMの展開」と、6つの政策を事例としてEBPM の観点から政策の現状と課題を検討した「第Ⅱ部 EBPMの観点からの個別事例分析」から構成されている。

一方、後者は、2019年9月に開催した、科学技術に関する調査プロジェクト2019シンポジウム―「「科学技術立国」を支えるこれからの研究者育成」― の記録等をまとめたもの。有識者4 名による研究者育成の現状と課題の報告、パネルディスカッションの記録、さらに解説「『ポスドク問題』から再考する研究者育成の課題」がまとめられている。

[ニュースソース]

2020年刊行分 ― NDL 2020/03/26 (accessed 2020-03-27)

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2019年08月14日 NDL、「『科学技術立国』を支えるこれからの研究者育成」(開催案内)