NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、4月6日、「科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2019)」(NISTEP REPORT No.184, 185)を公表した。
本調査は、第5期科学技術基本計画期間中の、日本における科学技術やイノベーション創出の状況変化を把握するために2016年度から実施されているもの。4回目となる今回は、2019 年 9 ~12 月に実施され、回答率は90.6%(回答者数 2,456名)であった。
結果として、女性や若手研究者が活躍できる環境の改善や産学官連携の進展などがみられた一方で、基礎研究の状況指数の低下や研究環境(基盤的経費・研究時間・研究支援人材)に関する厳しい認識が継続していること、研究インフラでも指数低下がみられたことなどを示している。
今回の調査では、定点調査に加え、「研究活動に集中するための方策」「外部資金を獲得できなかった場合の対応」「産学官連携の状況」「優秀な外国人教員・研究者の受け入れ・定着の状況」「第5期科学技術基本計画期間中における変化」についての深掘り調査も行っている。
科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2019)報告書(html)
※以上、NISTEP (accessed 2020-04-13)
[ニュースソース]
科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2019)[NISTEP REPORT No.184, 185]の公表について ― NISTEP 2020/04/06 (accessed 2020-04-13)
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2019年04月17日 NISTEP、「科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2018)」を公表