日本学術会議は、6月3日、「提言 オープンサイエンスの深化と推進に向けて」を公表した。
本提言は、データ駆動科学の現状も考慮した総合的な視点でオープンサイエンスをとらえ、研究データ共有の促進と共有のためのプラットフォームの重要性を明らかにすることを目的とした、日本学術会議オープンサイエンスの深化と推進に関する検討委員会における審議結果を取りまとめたもの。
欧米や日本国内の研究データの動向、研究データやデータ駆動科学に関連する各学術分野の状況、データ基盤とガバナンスの現況や重要性を示した後、3つの提言「データが中心的役割を果たす時代のルール作りの必要性」「データプラットフォームの構築・普及の必要性」「第1次試料・資料の永久保存の必要性」を述べている。
[ニュースソース]
提言 オープンサイエンスの深化と推進に向けて ― 日本学術会議 2020/06/03 (accessed 2020-06-09)