JPCOAR(Japan Consortium for Open Access Repositories、オープンアクセスリポジトリ推進協会)は、6月8日、「COVID-19以降の社会に向けたオープンアクセスの加速について」を公表した。
本文書で、「ウィズコロナ」「アフターコロナ」の社会において、感染拡大の予防・収束と教育・研究活動の両立を持続的に実現するために、教育・研究のデジタル・トランスフォーメーションの拡大・加速や、オープンな情報として活用できる環境の整備が必要であると説いている。それはJPCOARの「オープンアクセスリポジトリ推進戦略2019~2021年度」のビジョンと合致しているという。
また、JPCOARは、オープンアクセス(OA)およびオープンサイエンスの推進には研究者コミュニティーの協力が不可欠とし、今後、機関リポジトリを通じて提供されるOAコンテンツの提供の推進や、研究データ公開に向けた取り組みなどオープンサイエンスに資する活動を、教育・研究者の協力を仰ぎながら行っていくとしている。
COVID-19以降の社会に向けたオープンアクセスの加速について(html)
※以上、JPCOAR (accessed 2020-06-11)
[ニュースソース]
COVID-19以降の社会に向けたオープンアクセスの加速について ― JPCOAR 2020/06/08 (accessed 2020-06-11)