J-STAGE Dataの概要(記事紹介)

2020年06月29日

日本

NDL(National Diet Library、国立国会図書館)は、6月25日、カレントアウェアネス-Eに「E2271 - J-STAGE Data:オープンサイエンス時代の新たなサービス」と題する記事を公開した。

本記事は、JST(科学技術振興機構)が運営する電子ジャーナルプラットフォームJ-STAGEの登載記事に関連するデータを公開するデータリポジトリ、「J-STAGE Data」の概要を示したもの。

本記事では、J-STAGE Dataを構築した背景や、現在はパイロットジャーナル「デジタルアーカイブ学会誌」の掲載記事関連のデータを登録・公開している試行運用段階であること、ユーザー登録等の手続きをせずにデータの検索・閲覧・ダウンロードが無料で行えること、公開データは二次利用が可能なことなどJ-STAGE Dataの詳細を紹介している。さらに、J-STAGE Dataの本格運用に向け準備を進めていること、J-STAGE 利用機関への情報提供を予定していることなどJSTの今後の展開も示している。

[ニュースソース]

E2271 - J-STAGE Data:オープンサイエンス時代の新た​なサービス ― NDL 2020/06/25 (accessed 2020-06-26)

[小欄関連記事]

2020年03月18日 J-STAGE、登載誌向けデ​​ータリポジトリ「J-STAGE Data」のリリースを発表