NISTEP(科学技術・学術政策研究所)は、8月7日、「科学技術指標2020」(調査資料-295)を公表した。
同指標は、科学技術活動を「研究開発費」「研究開発人材」「高等教育と科学技術人材」「研究開発のアウトプット」「科学技術とイノベーション」の5カテゴリーに分け、約170 の指標で日本および主要国の状況を表したもの。毎年公表されている。
その結果として、論文数(分数カウント法)では中国が初めて世界1位となったこと、しかし注目度の高い論文数(分数カウント)では米国が1位を保っていること、日本については研究開発費・研究者数は主要国(日米独仏英中韓の7か国)中3位、論文数は世界4位、注目度の高い論文数は世界9位だが、10年前・20年前と比べると注目度の高い論文数の順位低下が顕著なことなどを示している。
科学技術指標2020(html)
※以上、NISTEP (accessed 2020-08-11)
[ニュースソース]
科学技術指標2020[調査資料-295]の公表について ― NISTEP 2020/08/07 (accessed 2020-08-11)
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