Clarivate Analytics社は、11月18日、"Highly Cited Researchers 2020"(高被引用論文著者2020年版)を公表した。
これは、特定出版年・特定分野における世界の全論文のうち引用回数が上位1%に入る論文を複数発表し、後続の研究に大きな影響を与える科学者や社会科学者を選出したもの。Web of Science Groupの研究部門ISI(Institute for Scientific Information)が選出し、本年度は60以上の国・地域から6,167人が選ばれた。
国・地域別の高被引用論文著者数において、昨年に続き最も多いのは米国(41.5%、2,650人)だが昨年の44%(2,737人)からシェアを減少、逆に2位の中国(12.1%、770人)は昨年の10.2%(636人)から100人以上増加している。次いで英国8.0%(514人)、ドイツ5.4%(345人)、オーストラリア4.8%(305人)と、昨年と同順位で続く。
[ニュースソース]
科学・社会科学分野における世界最高峰の研究者を選出した高被引用論文著者リスト2020年版発表 ― Clarivate Analytics Japan 2020/11/18 (accessed 2020-11-19)
Highly Cited Researchers ― Web of Science Group (accessed 2020-11-19)
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2019年11月26日 Clarivate Analytics社、"Highly Cited Researchers 2019"を公表