16の物理学系学協会、物理学分野のOAに関する共同声明“Achieving greater open access in physics”を発表

2020年12月21日

アジア・オセアニア 北米・中南米 ヨーロッパ

​16の物理学系学協会は、12月15日、 "Achieving greater open access in physics"を発表した。

本声明では、高品質なOA(オープンアクセス)ジャーナルの創刊や、ハイブリッドジャーナルの完全OAへの転換、TA(Transformative Agreement、転換契約または移行契約)の確立などOAへの積極的な取り組み、物理学系論文の年間平均OA成長率が25%を達成していることなど、16学協会の成果を強調。

著者による出版先選択の自由とOAの拡大とのバランスをとるうえで、cOAlition Sの"Rights Retention Strategy"のようなポリシーが、ハイブリッドジャーナルが持つ有効性や重要な役割を損ねる可能性を指摘。さらにハイブリッドジャーナルを完全OAに移行する前に世界的な財政支援が必要なことや、助成金のフロー調整には時間がかかることを示した。

また、物理学分野が先導してきたプレプリントの文化を認め、査読付きジャーナルを補完するものとして、その文化に対する認知の向上および奨励を助成機関に求めた。

[ニュースソース]

Physics societies unite in support of open access ― IOP Publishing 2020/12/15 (accessed 2020-12-16)

[小欄関連記事]

2020年07月20日 cOAlition S、"Plan ​S Rights Retention Strategy"を策定