東北大学、10万人の全ゲノム解読を目指すコンソーシアムの設立を発表

2021年07月12日

日本

東北大学は、7月7日、東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)と製薬企業5社※による「全ゲノム情報と医療・健康情報の統合解析コンソーシアム」の設立を発表した。

本コンソーシアムは、総計10万人分の全ゲノム解析データの構築とともに、全ゲノム情報と東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査で蓄積された各種情報とを統合的に解析し、革新的な医薬品開発を目指すもの。

参画各社は関心領域に応じた研究計画を立案し、ToMMoとの共同研究でデータを利活用する。現時点で、参画各社の過半数の研究計画が承認され研究実施に至っているという。

※エーザイ、小野薬品工業、武田薬品工業、第一三共、ヤンセンファーマ。

[ニュースソース]

10万人の全ゲノム解読を目指した​​、統合解析コンソーシアムの設立 ~産官学の連携による大規模解析の実現へ~ ― 東北大学 2021/07/07 (accessed 2021-07-08)

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