ARL、米国OSTPによる連邦政府の科学的インテグリティポリシー改善に関するRFIへのコメントを公開

2021年08月10日

北米・中南米

ARL（Association of Research Libraries、研究図書館協会）は、8月3日、米国OSTP（Office of Science and Technology Policy、大統領府科学技術政策局）によるRFI※"Request for Information To Improve Federal Scientific Integrity Policies"へのコメントを公開した。

本コメントは、科学研究における信頼に寄与するよう、発見や相互運用性などを改善するための特定のデータや情報の管理に関するものとなっている。

本コメントで、ARLは、これまでのOSTPや連邦機関の政策やその施行が政府の助成政策を強化し、オープンデータやソフトウェア、コードの可用性を高めたとして、その取り組みを称賛した。

一方で、連邦政府に対して、科学の完全性や研究の信頼性向上のためにパブリックアクセスやコミュニティーエンゲージメントを促進する政策などの実施、セキュリティー強化のために大学や研究コミュニティーとの連携、キャリア初期の研究者や学生のスキルアップの優先などを提言している。

※Request For Information（意見招請）

［ニュースソース］

ARL Responds to US Office of Science and Technology Policy Request for Information to Improve Federal Scientific Integrity Policies — ARL 2021/08/03 (accessed 2021-08-06)