NISTEP、プレプリントとジャーナル論文の差異: bioRxivを用いた試行を公表

2021年08月30日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、8月20日、「プレプリントとジャーナル論文の差異:bioRxivを用いた試行」(DISCUSSION PAPER No.200)を公表した。

これは、生物系のプレプリントサーバー" bioRxiv"を対象に、1)査読を経て掲載されたジャーナル論文とそのプレプリントとの差異、2)ジャーナル論文とそのプレプリント、それらと内容が類似するジャーナル未掲載のプレプリントとの差異について調べたもの。

調査対象は、2019年に投稿されたプレプリント約2万8,800件、そのうちジャーナルに掲載されたものは約1万3,400件。内容の類似度や、図表数、段落数、章タイトル、主タイトルなどを基に分析した。

その結果として、ジャーナル論文とそのプレプリントでは内容的な差異がほとんど見られなかったこと、ジャーナル論文とそのプレプリント、類似する内容のプレプリントとの差も少なかったことが示された。これにより、章の構成や参考文献数などの外形的な基準を用いて、これらを識別することは困難であることがわかったという。

bioRxiv に着目したプレプリントの分析(ht​​ml

※以上、NISTEP (accessed 2021-08-27)

[ニュースソース]

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プレプリントとジャーナル論文​​の差異:bioRxivを用いた試行[DISCUSSION PAPER No.200]公表について​​ - NISTEP 2021/08/20 (accessed 2021-08-27)

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